生命保険の加入率ってどのくらいなのか?

保険の知識

「そろそろ生命保険に入ろうかな?」

「周りが入りだしたから私も。」

自分の将来設計のことではあるものの、やはり気になるのは「周りの加入率」だと思います。保険のことが詳しくないから後回しに。なんてことを考えていたら年齢を重ねている状況になっていることも。今回は、生命保険文化センターが3年ごとに実施している「生活保障に関する調査」の結果をもとに、周囲の生命保険加入率を見ていこうと思います。周りが入っているから私も入る、というのはちょっと違うと思いますが、背中を押してくれるきっかけになるかもしれませんね。

男女別生命保険の加入状況

まずは男女別で生命保険の加入状況を1993年まで遡り、どのような加入割合の推移を経てきたのか表で見ていこうと思います。

文字が小さすぎるため、グラフ化してみます。

2010年で女性の加入率の方が男性の加入率よりも高くなっています。以降は常に女性の加入率が高い状況が続いています。

また、男性は1993年よりも数%程度、加入率が下がってきているのに対し、女性は1998年以降は右肩上がりに加入率は上昇しています。全体的な加入率の増加は、女性の加入率が上がったことが要因ということが分かります。

年齢別での加入率

男女別では女性の加入率が高くなっていることが分かりました。それでは、年齢別ではどうでしょうか?自分の年代を参考にしてみてください。

20歳代は男女ともに加入率は60%を下回っています。30歳代・40歳代の加入率は一気に上がり、80%~90%強まで加入率は伸びています。また、男女ともに50歳代・60歳代の加入率は若干下がっていきます。

年間払込料の推移

続いて、生命保険の年間払込料はどの程度なのでしょうか?こちらも1993年からの推移をグラフで示します。

1998年をピークに年々払込保険料は減少傾向にあります。様々な生命保険が誕生したことも要因かと思われます。

加入率では女性の方が高かったのですが、年間払込保険料では男性の方が高くなっています。男性には高い保険料をかけているということですかね。

直近の男性の払込料は、年間23万円前後を推移しており、横ばいになってきています。また緩やかではありますが、女性の年間払込保険料は2001年から下がり続けています。

まとめ

他の人はどうしているのか気になる生命保険。家を買った時や区切りのいい30代・40代に入った時に、加入するかどうか考える生命保険。世間の加入率を知ることで、自分の将来設計を考えるための参考になれば幸いです。

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